虫の嫌いな方すみません。でも良く観察してみると自分なりに新しい発見がありました。
我がスタッフ「たえチャン」が整列して食べている虫がいる!!・・と教えてくれました。よく見ると横一列になって葉っぱを食べています。しかも行儀よく食べつくし、隊列の後には葉は1枚もありません。
そして食べ終わったところにはクモの巣のような、真綿を広げたような白い糸が残っています。食べている最前線も頭以外はこの白い糸で覆われています。この糸は塹壕(ざんごう)や蚊帳(かや)、そして、ハンモックや寝袋のような役割を果たしているように見えます。その証拠に、枝をつついてみると一斉にこの白い糸に覆われている中に逃げ込みます。「うじゃうじゃ」とはこんな時に使う言葉でしょうか。虫が好きという人、この「うじゃうじゃ」を見ても好きでしょうか?私は立場上嫌いと言ったことはありませんが・・。
ちなみに、この虫の名前です。私の先生、樹木医の小嶌先生によりますと、「オオボシオオスガ」の幼虫ではないでしょうかということです。