快挙です。当館のスタッフ佐々木勝児さんこと「勝ちゃん」が第19回河北工芸展(河北新報社、河北文化事業団、宮城県文化振興財団主催、特別協賛JAL)で岩手県知事賞を受賞です。陶磁で「流転」(写真)。これまでも度々入選やその候補になるなど繰り返し、また、公民館では陶芸教室を開くなどの活動もされています。
審査員の寸評です。「縄文的イメージと、現代工芸の先端をゆくフォーム、色彩が共存している。作者が何を見、考えてきたかを雄弁に物語る」・・私は何度もうなずきました。審査員は「勝ちゃん」の生き方まで見事に見抜いています。
それにしましても、こもれびの森には妖怪がいます。昨年は当館スタッフだった畠山京子さんが、「きもだめし」という作品で「福島正実記念SF童話賞」の最高賞の大賞を受賞されました。
今年の「勝ちゃん」の受賞といい、先の畠山さんの受賞といい・・当館スタッフの立て続けの受賞に本人たちの才能はもちろんですが、「こもれびの森」の力を感じてしまいます。うまい言葉が見つかりません。人気番組だった「ゲゲゲの女房」にあやかれば、「この森には妖怪が住む」としか言いようがありません。
皆さん、妖怪に会いにこもれびの森に来ませんか?