昨日、煙突の雪害対策をしました。昨年度は、屋根から落ちてきた雪で壊されました。その反省から今回対策をしたわけです。
屋根の上につけた「ハの字」の置物が滑り降りる雪を左右に分け煙突の部分だけには雪が落ちない・・・私の設計の意図はそうです。
自慢の工夫があります。屋根はトタンです。約40㎝間隔に出ている部分があります。ここに雪を止める2枚の板を独立させ「ハの字」につけました。それぞれの板には「コの字」の切込みを入れました。この「コの字」の切れ込みを屋根の出ている部分に挟みます。雪が滑り落ちる重みでこの「コの字」の2面が屋根の出ている部分を噛むため、雪を止めるという理屈です。囲炉裏の上に鍋をかけるためにある自在鍵の原理と同じです。
材料費は、ストーブの薪の廃材を使いましたのかかりません。屋根にも傷をつけません。ここでも密かに「俺って天才」。これって商品化できそう。こんな工夫の楽しみが、田舎暮らし楽しみの一つです。
欠点は、若干雪の流れを止めてしまうことです。雪はスムーズにすべり落ちてほしいのです。「ハの字」で流れを変えられた雪の先に、止めていない別の凸の部分があります。ここが逆ハの字になっています。ここで雪はとまると思います。その対策は結構大変なんです。「俺ってやっぱり馬鹿だー」・・とならないよう、雪おろしをしましょうかね。