舗装道路の継ぎ目に野草が顔を出す。野草のたくましさを感じる。
スミレの仲間、トキワハゼ、ヤマルリソウ、タンポポ、ツメクサ、スズメノカタバミ、ミチタネツケバナ、コケの仲間・・・。
町内会で一斉清掃。道を傷め、美観を損ねるためという。乳液状の除草剤を撒く役員もいる。人それぞれ。
原発の影響で避難を強いられた人たちを一日も早く戻してあげたい。
そのためには原発事故の影響を受けた地域の洗浄が重要。
屋根や舗装道路は高圧の水で洗い流される。これは効果的。
しかし、放射性物質で汚染された水は、これらの野草が生えているような道路の継ぎ目やU字溝、川そして海へ流れていく。洗浄することが、海への投棄のように薄めることや広げることであってはならない。下流地域や川、海で生活する人との軋轢を生む。U字溝や溝には放射性物質を取り除く物質を敷き詰めなければならない。これらは大量に必要となる。政府や専門家には収束対策と並行して早く手を打っていただきたい。
飯館村の村づくりを書いた本が出た。この本「までいのちから」2,500円を購入することで、飯館村の支援にも繋がる。私の尊敬する市民活動家「加藤哲夫氏;ブログhttp://blog.canpan.info/katatsumuri/」が紹介してくれた。詳細はホームページhttp://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_90441809/を見ていただきたい。