大崎市の知人が訪ねてくれた。以前より顔色が悪くチョト痩せた感じ。ご飯は?と聞く。食べてきました。
それにおなかの具合が悪いとの答え。チョット心配だ。
仕事も始まったこと。休日に安置所を回って親戚2名をさがしたが未だ見つかっていないこと・・。
そんなつらい話から、一転、たけのこ好きですか?と聞いてくれた。実家に竹林があるとのこと。
当然「大好きです」「特に身欠きにしんと一緒に煮たのが好きです」と答えた。沢山いただけそうな雰囲気。すかさず「いくらでも困りません。一度に食べきれなければ瓶詰にしますから」と付け加えた。
女房も我が意を汲んで、すぐ立ち上がり、昨年二人で作ったたけのこの瓶詰を持ってきて見せた。
昨年の5月29日の日付が見える。これは花山の金光さんの紹介で正春さんから頂いたたけのこだ。瓶詰めの方法はたみこさんから伝授されたもの。花山にはこのほか正幸さん他いただける家がある。仕入れ先が大崎市にもできたかも・・。
知人が帰った後なぜか墓参りの話になった。先のお彼岸に行けていない。墓は私の郷里福島県郡山市にある。聞くところによると墓石は倒れてしまっている。5月の連休、孫たちと岳温泉と墓参りをパックにしようかと楽しみにしていた。近くの畑には孫のために何か木を植えるかとも話していた。しかし、今年は放射能が心配なので私達だけで行くことにした。
知人が訪ねてきてくれて、たけのこの楽しい話をしたことは忘れてしまった。原発のことで頭が一杯になった。