これは我が家のお茶の木です。きょう撮りました。葉を摘むなら一番いい時期です。
でも躊躇しました。放射能が怖いからです。
実は、これは嘘です。最近は横着して摘んでいません。
でも、気になるニュースがありました。神奈川県産のお茶から基準値以上の放射線量を検出したという報道がされたからです。そして、出荷ができないようです。
尚、神奈川県での基準値(暫定)は生の葉1㎏で500ベクレルのようです。この基準は野菜などと同じようです。
しかし、これも統一されていないようです。自治体、例えば静岡県などは生葉で測定すると基準値をオーバーしてしまう危険があるため生葉では検査しないとしました。お茶は野菜のように生の葉を食べる人はほとんどいないこと。いたとしてもわずかな量しか食べないこと・・と言うのがその理屈です。一定基準のもとでお茶にした状態で200ベクレルを基準としました。お茶は生で食べるより飲むという利用なので飲料水の基準を適用したということです。お茶にして200ベクレルと言うことは当然生葉では、500ベクレルを相当上回りますし、荒茶の段階では濃縮されますので数千ベクレルになるそうです。
一方、検査の有無さえ公表していない自治体もあります。
即ち①検査するか否かは自治体に任されていること、②公表の義務化は無いこと、③生産から出荷までのどの段階で検査するのかは決まっていないようです。
これでは、自治体としては積極的に検査しない方がいいということになりませんか?
思い出しました。以前宮城県知事がおっしゃいました。「宮城県は大気中の放射線量が低いので野菜などは検査の必要がありません。また、検査すれば風評被害が出ますので検査しません」
そこで、提案です。 全食品に検査した場合は「検査済み〇〇ベクレル」、又、検査しない場合は「検査なしにて出荷」と表示していただけませんか?
それを購入するのは消費者です。「検査しましたので若干高いです」「検査なしのため安いです」・・どちらを選ぶかは私達消費者です。
因みに、私自身が食べるものは年齢的に安い方を選びます。「ただちに健康に影響ない範囲」。孫には少々高くとも検査したものでしかも放射能の少ないものを選ぶと思います。
文部科学省の皆様。校庭での外部被ばく量も大変大切です。しかし、内部被ばくについても管理することが大切です。管理栄養士の方にご指導ください。
「今日の給食は〇〇ぺクレルでございま~す!お変わりした場合は〇〇ベクレルで~す!」