サツキでしょうか、幹や枝にウメノキゴケがいっぱいついています。
以前友人の樹木医K氏にこれは何か教えていただいたことがあります。地衣類のウメノキゴケであるということでした。これがついても樹木が弱ることはないとのことでした。
私はこれがつくと樹木が枯れると思っていましたのでびっくりしました。
従って治療方法は樹木の根っこの環境を改善する根本的な対策が必要があるとのことでした。
造園の勉強をしたときです。造園家のH先生は、庭木の場合、このウメノキゴケのような地衣類を「除去する」場合もあるし、「風情(わび、さび)として楽しむ」場合があると教えてくれました。除去する場合は、自分で作った専用ナイフを見せながらこれで削ります・・・・。
ウメノキゴケ・・・樹木のこと、地衣類、病害虫のこと、庭を眺める人間の心等を考慮した上で、わざと残しあり除去したりしていることを知りました。造園家の人柄や確かな腕、又、深さ、職人の誇りのようなものを感じた授業でした。
ここからが本題です。
汚染牧草刈取りを~農水省、保管求める方針~(5月20日付け朝日新聞)と言う記事が目に留まりました。
ついに来たか・・と思いましたら、以前から16都県に調査依頼していたらしく5月18日にまとまったようです。
その結果8県で基準値を超えた・・。ということです。既に8県では放牧や牧草を牛に与えることはやめている・・・と書いています。これを信じられる人がいますか? 少なくとも私の近所の牛は野原の草をおいしそうに食べています。岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、群馬県、栃木県、埼玉県の皆さんの近所ではどうですか?
さて、基準値はいくらとの記載がありません。
さっそく、近所の知人からメールが入ってきました。牧草の基準(生葉でしょうか?干し草でしょうか?不明ですが)は300ベクレルだそうです。ついでにWHOでは10、ドイツではチェルノブイりの事故後は4ベクレルだそうです。よく調べています。
ドイツの70倍以上まで許容するのが我が農水省です。消費者の立場とは必ずしも一致しません。ドイツ並みに安全な基準を作れば一番困るのは農水省?・・我が国の牛乳をドイツ人は飲みますかね。
次のブログ(禁断の原発;10年後の日本)の動画を見ていただければと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=bEbKoA_32FA&feature=related
忙しい人のために申し上げます。チェルノブイリ原発での高濃度汚染地域でない低線量の地域で今大人の白血病が増えているようです。しかも、高濃度汚染地区と同じ割合で出ているようです。原因は牛乳の摂取による内部被ばくの可能性があります。
ウメノキゴケの発生と樹勢の関連は、はっきりしています。しかし、白血病の発生と牛乳の摂取量との関係は不明確です。発病しても何の補償もありません。
日本の酪農を守るため、牛乳は、子供たちには飲ませず、団塊の世代以前に生まれた人たちで消費しませんか? 私はこれから牛乳もヨーグルトもどんどん飲みますよ。