今朝、携帯電話TVをイヤフォンで音だけ聞きながら散歩していました。新潟の学校で被災地に向けメッセージを書いて風船を飛ばしたこと。それが、被災地についたこと・・が伝えられていました。
そして、それを拾った被災者が励まされたこと、また、飛ばしてから3時間と言う速さで到着した驚きとそのシミュレーション・・等を伝えていました。
この出来事を聞いて、昨年9月初め我が仙台の留守宅で起こったことを思い出しました。
写真は仙台の留守宅についた風船で女房が見つけたものです。ひもで紙が結んであって、その紙に、新潟の中学校の住所と名前が捺印、また、自筆で「応援賞」の文字と生徒の名前が書いてありました。
女房が新潟から飛ばしたものが仙台まで飛んできた。しかも我が家に着いた・・と感激、早速中学校に電話をしたそうです。
電話に出た先生が「あ~そうですか。運動会の時飛ばしたんです」との答え。なんとなく拍子はずれ。そのまま受話器を置くわけにもいかず、「〇〇君という名前が書いてありました。その子によろしくお伝えください」と言ったそうです。答えは「はいわかりました」・・。感激もつかの間そっけない対応にがっかりしたとのことでした。
はたして、私は女房から、この顛末を電話で聞かされることになった次第です。女房の電話機は唾ですっかり濡れていたように思います。
自然体験教室のあり方のヒントがここにあるような気がします。
キーワードは「先生次第」です。「風船を飛ばす」・・これだけの行為で・・。
「生徒達」・・・好奇心、探究心、人との繋がり・・色々と発展します。
「風船を受け取った側」・・励まされたり、一緒に子供を育てたり、自分の好奇心も生まれます。
「第3者」・・いいことをやりますねー。自分の所にも来ないかな・ー、この風船を鳥が食べたらどうなるの?、自分の学校でもやってみたいなー・。
ここから話が変わります。いつもの話にどうしてもなってしまいます。
「全国の原発から、毎日100個の風船を飛ばしてみたい」
メッセージにはなんて書きましょうか?
「おめでとうございます。〇〇原発が事故を起こした場合は、皆様の地域は高濃度放射能汚染地域になります。」