雨が降っていました。高速道路で栗原方面へ行きました。高速料金1300円は被災証明書、免許証提示で無料です。私が無料でいいんだろうか、ちょっと複雑な気分です。
築館インターチェンジを出て築館バイオマスサービスへ。そこでムラサキシメジの菌床購入、栗原市役所で打ち合わせ、こもれびの森 森林科学館へ・・。宮城県地方振興事務所 栗原地域事務所 林業振興部のSさんとKさんと合流。
花山小学校で5,6年生の授業。講師はSさんとKさん。
講師のSさんから森の中でのきのこのはたらき、花山の91%は森林。産業に占める林業、栗原市は宮城県の中でもきのこ生産が多いこと・・・。聴講した私も大変勉強になりました。
講師はKさんに交代です。ムラサキシメジの伏せ込み実習です。外はあいにく大雨。子供達は元気です。
バーク堆肥を敷いて、菌床を並べ、水にぬらした落ち葉をのせ完了・・。
秋には収穫し料理して食べる予定だそうです。
「子供は地域で育てる・・」。実行の原動力は郷土愛です。今回の講師のSさんやKさんを始め職場の皆さんの地域に対する思いがこの授業を可能にしています。
東日本大震災で新設する復興担当相に松本龍氏を起用することになったようです。
松本氏には、まず東日本を大好きになってもらいたいと思います。まず大好きになろうとする姿勢を見せてほしいと思います。
2004年のスマトラ沖地震を受けインドネシア政府が復興庁を設置したのは被災の中心地アチェ州だったそうです。長官となったクントロ氏は本気度を地元住民に示すために妻と一緒に移住したそうです。しかも、復興庁の職員採用で重視したのは、自分と一緒にアチェに行って暮らし仕事ができるかどうかだったそうです。
(河北新報 社説 6月22日)
政府の東日本大震災現地対策本部長の東祥三内閣府副大臣はインドネシアのクントロ氏とは正反対です。
3月11日の大震災直後に就任したにもかかわらず現地宮城県議会と会談するために宮城県に来たのは3ヶ月以上たった6月16日です。これって宮城県を馬鹿にしていませんか?
しかも、東氏は菅内閣不信任決議案をめぐり本部長の辞表を提出しました。復興しようとする情熱も何もあったもんではありません。この辞表も菅内閣不信任決議が不調に終わるやさっさと取り下げました。
そして、上記6月16日に初めて宮城県議会を訪問して「被災地の現状を見れば党利党略の考え方や行動ができるわけない・・」と他人事みたいに発言したそうです。
あなたがやって来ていることは党利党略私利私欲以外の何物でもないですよ。
東祥三内閣府副大臣殿へ提案です (このブログ見てないでしょうね)
あなたの失った信頼を少しでも回復しようとする気持ちがあるなら、今からでも妻と二人で仙台に移り住みなさい。そして、手足となる職員も仙台に移り住まわせなさい。そして、被災者の声を聞く努力をしてください。
そうでなければ、早めに辞任してください。
復興担当相 松本龍様 東日本を本気で好きになってください。そして、その「本気度」をわかりやすい形で示してください。