これはワレモコウです。
同じ写真をズームアップします。
秋と言えば、15夜のお月見ですが、このワレモコウとススキを取ってきて飾れば最高です。
ススキは活けておくとすぐ綿毛になってしまいます。糊付けをして綿毛になるのを抑えようとしてもダメですね。長持ちする方法があったら教えてください。ワレモコウは比較的長持ちします。
このワレモコウが生える土手にはツリガネニンジンも多いんです。
変種にサイヨウシャジンがあるそうですが、これはどちらでしょうか?
変種で思い出しました。今回の福島第一原発事故でのこれら生物(植物や野生動物)に対する影響についての研究をしている人たちのことです。
今日の朝日新聞です。次のようなタイトルがありました。
「生物の静かな変化にも目を」チェルノブイリ研究者 福島でデータ収集
欧米からそして福島大学が協力して福島県内で放射線の影響を調査したというんです。
但し、国際原子力機関IAEAが生物への放射能の影響を認めたのは人間の甲状腺がんだけらしいですが・・。
チェルノブイリ原発事故の汚染地域調査を20年続けてきたアンダース・メラー氏(パリ大第11大学教授)は福島第一原発事故について「爆発が数度に渡り今も放射能の放出を続く、500の村が消えたチェリノブイリ事故よりのひどく汚染されたと考えられる。内部被ばくへの注意と除染が大事」と言っています。
尚、彼らは警戒区域には入ることが許されず調査できなかったそうです。馬鹿な国です。今この地域の動植物に対する放射能の影響を今から調べなかったら・・。これは人類の損失です。研究者に対しては入ることを認めるべきです。認めるというよりも国として研究すべきです。
(個人的に基礎調査に協力したい気もします)
同じ日の朝日新聞 続けて次のようなタイトルが
「国内研究者予測 影響30年後も」
こちらは一度ご覧になった方がいいです。脊椎動物に対する影響についての論文です。
次のサイトをご覧になった方がいいと思います。
http://vege1.kan.ynu.ac.jp/lab/nc/
忙しい方は次だけでもご覧になってください。
http://vege1.kan.ynu.ac.jp/lab/nc/map_Sv_all.pdf
10年後、20年後、30年後の空間線量率の予測が出ています。
除染しても〇〇と〇〇は10年間は住めません、〇〇と〇〇は20年間は住めません、〇〇と〇〇は30年間は住めません・・はっきりそういったらいかがでしょうか?
そして、次のような選択をしてもらうことはどうでしょうか?
①それでもどうしても住みたい人に対しては、住んでもよいです。健康管理や生活のサポートはします。
②移住をしたい人は原則市町村毎そっくり移住しましょう。移住先を建設します。
(例えば〇〇ゴルフ場を〇〇第二村とします・・)
少なくとも88,000人の強制避難者に対しては決断すべきです。NHKーTVクローズアップゲンダイを見ていました。浪江町の青年です。「もう町には戻れない、新しいところで生活できるよう国に要求してくれ・・」
コミュニテイーが崩壊しつつあります。早く決断を出し手を打つべきです。