ガマズミです。
チョットした思い出があります。子供の頃は、この木を使ってパチンコを作ったことがあります。
そのパチンコで雀を落とすこともできるんです。普通の木の枝は形が崩れたYの字になっているんです。
しかし、この木は枝がU字になっているんです。音叉の形と言った方が分かりやすいかもしれません。
木の皮をはぐとつるつる・・。この木で作ったパチンコは宝物です・・。
花山では、長谷川さんには色々教わりました。この実で、お菓子を作ることも教えていただきました。女房殿もすっかり気に入ってショッチュウ作っていました。地元の花山の人にもご馳走していました。
花山の皆さんはこの実をソゾミと言っていました。でもソゾミと言うのは花山だけではありませんでした。宮城県の北の方の方は大体ソゾミと使っているようでした。
この実を見ると梅干しのように唾液が反射的に出てきます。チョットすっぱみがあるからです。ですから「ソゾミ」という名前は私にとってもイメージぴったりでした。
ところで、このガマズミ、大衡村にあります、宮城県林業技術総合センターの中に何種類もそして何本も植えられているのをご存知でしょうか?まさかパチンコの枝を取ろうとしたことではないでしょうね。
私の庭にも20年も前に植えました。しかし実が付きません。後になって雌雄異株があるのが分かりました。
ちなみにサンショウも植えてありますこちらも実が付きません・・。