29日、栗原市の築館や花山に行ってきました。
震災・復興「山と海との交流会」というテーマで実施している事業の準備打ち合わせのためです。
ついでに、築館でハタケシメジの菌床を引き取ってきました。花山小学校で栽培の授業を実施するためです。
ハタケシメジ栽培の授業は今年で3年目になります。しかし、今年は特別な年になります。きのこは放射能の移行率が高そうだからです。
これは、菌床の生産会社から渡された資料です。この資料の作成者は宮城県です。
領収書を保存して置いてください・・という内容です。ハタケシメジを栽培して、放射性物質が国の暫定値を超えた場合は補償の対象になるということです。
こんな心配をしなければならないことに憤りを感じます。先に実施したムラサキシメジの授業ですが状況から判断してかなり汚染されることが予想されます。子供たちはがっかりするでしょう。
複雑な思いで菌床をひきとり、花山小学校に行きました。校長先生に状況を説明してきました。
半分を学校に置き、半分は私自身の栽培用に自宅に持ち帰りました。作業する時間がないので物置に入れておきました。