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2011年 12月 17日
16日、花山小学校の5,6年生と一緒に石巻の西北プライウッドの工場見学に行きました。同校の総合学習の一環で、この授業は、今回で3回目となります。
しかし、これまでと全く違う体験をしました。 先ず、今年、工場見学できたことが感動です。 この工場は、東日本大震災で津波の直撃を受けたからです。 次の写真は石巻工業港の津波の後の写真です。 ![]() 左下と左中央の工場はセイホクグループ(セイホク(株)、西北プライウッド(株))の工場があるところで、津波の直撃を受けました。今回工場見学しましたのは、左中央、左側から3分の1くらいの場所にある工場です。 工場の被害も甚大なら多くの従業員も家を流され家族が犠牲になりました。その従業員が立ち上がって復旧させたことに敬意を表したいと思います。 震災の後、しばらく電話が通じませんでした。かなり経った頃ホームページが更新されているのを見てから恐る恐る同社の窓口Y氏にお見舞いの電話をしました。その時同氏は、「工場見学は今年も実施しますか?もし実施するのであれば工場見学ができそうになったら連絡を致します」・・・。この言葉に、この人達は生きていた!!会社を復活させるんだ!!・・・・涙が出るくらいうれしかったです。 しばらくして、Y氏から連絡がありました。「見学受け入れの見通しが立ちました。見学はいつごろにしますか?」。早い!! 花山小学校に連絡、日程を調整しました。良かったー、子供達も喜ぶと思う・・そう思いました。 実はこれで自分の役目は終わりと思っていました。 これが全くのチョンボです。花山小学校の校長先生は、スケジュールが決まった後、実際にこの工場の下見をしてくださって、更に児童の親へ心配を払しょくするための説明会をしてくださいました。 しかも当日は自分の車でバスを引率して・・。 コーディネータとして私は失格、反省させられました。 当日は、Y氏から復興への道のり、そして、合板のできるまで、また、被災木や木質がれきをチップにして合板や発電用燃料を作っていること等の説明を受けました。 これは工場見学の様子です。廃材やがれきのストックヤードを見学しています。この廃材やがれきが合板や燃料へ変わります。生産と復興の一石二鳥の対策です。 ![]() 写真で白く見えるのは雪です。とても寒かったです。案内してくださった社員の方がおっしゃっていました。「津波当日も雪がちらつきすごく寒かったです。その時のことを思い出してしまいました・・」。 花山小の皆さんから、同社へのお礼がありました。励ましの寄せ書きをした旗です。 ![]() 西北プライウッドやセイホクの皆さんが大変喜んでくださいました。 このお礼、事前に知りませんでした。子供達のこの贈り物に今までになかったような感動を覚えました。 後で担任の先生から伺いました。3年前の岩手・宮城内陸地震で被災した時に多くの人から励まされ、当時3年生が作文で書いていたそうです。「いろいろ励まされてありがたかったです。今度はいつか励ますことができるような人になりたいです」。今回の励ましの旗は、子供たちの自発的なアイデイアだそうです。 2、3年生の時被災し、今は5、6年生。東日本大震災の被災を共有し、励ます人間になっていました。 帰り、引率者の校長先生が子供達に何かを感じてもらおうと、遠回りして被災地を通って帰りました。 津波で直撃、燃えた門脇小学校です。 ![]() 復興を誓う看板です。 ![]() 今日一日でそれぞれ色々なことを学んだと思います。 この授業は、同校の先生と打ち合わせして、花山の杉がどんなところで使われているか・・、自分たちの住む花山を林業という切り口から再確認する授業としてスタートしました。 しかし、今回は、石巻と林業を通じて繋がっているということの学習だけではありませんでした。被災地と繋がっていこう、被災地を励まそう・・一人一人がそれぞれ考えて実行してくれました。 学校の先生方の熱心な指導、そして、それに応えた子供たちの成長・・。 白鳥のように、大きな声で叫びたい気持ちになりました。感動しました。 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
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