高速道路脇の遊歩道を散歩しています。雪どけで地面は湿っていますが、日差しは春です。
落ち葉の上に沢山雀がいます。雀の羽の色や模様に改めて感動しています。
雀は落ち葉に溶け込んでどこにいるのか見分けがつきません。自然はうまくできています。
気温が確実に上がってきているのを感じます。切り株からきのこが生えています。
こちらの切り株にも
ウスタビガの繭(まゆ)が落ちています。色は、新緑の季節の何とも言えない若葉を思わせます。また形が良いです。
この繭を発見するたびに、その形や色に感動します。
ウスタビガは、自分の住まいを自分でつくります。一生に一時だけ大切な時間を過ごすため、最高の技術で最高に美しく仕上げています。
玉切りしてある松の木の上に、そうと置いて撮影しました。
木の枝に戻してあげるか、持ち帰るか考えました。持ち帰ることにしました。
家に戻って、ネットでウスタビガを調べてみました。なんと卵で越冬する・・と書いていました。
と言うことは、この繭は抜け殻? でもこの繭はどこも破れていません。
あとで、中を覗いてみることにしました。でも中に蛹がいたらどうしよう?また、さっき木に戻してあげるとか思ったのは意味のないことだったんだ・・とか複雑な思いです。
でも、このウスタビガの繭は色も形もきれいです。
(ここからが本題です)
被災地には申し訳ありませんが、今ここで普通に生活できていることに安堵しています。しかし、たまたま生活できているだけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝日新聞3月8日 工事不手際 4号機 救う 水抜き作業できず→燃料プールへ流れ込み冷却
東京電力福島第一原発事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と意図しない仕切りの壁のずれという二つの偶然もあって救われたことが分かった。
・・・・・・・・・。
…福島第一原発だけでなく福島第二などちかくの原発もつぎつぎに放棄。首都圏の住民まで避難対象となる最悪の事態につながると恐れられていた。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
震災4日前に抜き取る予定だった水が工事の不手際で予定がおくれそのままになっていて、この水が地震の揺れのおかげで使用済み燃料プールに漏れて入った!!て助かったようです。
もし、工期が予定通りでなければ仙台の私達はもちろんのんびりと雀だウスタビガの繭がどうのと言っていられなかった・・。
こんな危ない原発の再稼働は止めましょう。
読売新聞3月3日の社説「原発の再稼働をすみやかに」とんでもないです。この新聞を見ている人が一番多い・・これは異常です。