今日も昨日に続き、「にわか庭師」です。気温は高いですが風が強く苦労しました。午後から女房に手伝ってもらいました。こちらは、「にわか庭師」の「にわか助手」です。このにわか助手、今日と言う今日は本当に助けられました。
凍った道で転んで以来痛めた右手右肩の他に腰痛が出てしまいました。普段体を鍛えていない証拠、反省しきりです。
それでもこの仕事、大変気に入っています。庭が、きれいになっていくことの満足、疲れた体で風呂に入った時の幸せな気持ち、その後、食べる夕食のうまさ・・。そして何より、色々なストレスを洗い流し、自然に対する錆びついた感性が戻るような気がします。
ところで、昨日の散歩で気になることがありました。農道の脇にヒメオドリコソウだけが生えた場所が数十メートル続いています。
拡大します。確かにヒメオドリコソウです。
ここだけ何故こんな植生になったのでしょうか?もちろん放射能の影響ではありません。
自分なりに推定をします。除草剤ではないでしょうか? 実は、これと同じことを体験したんです。郡山にある私の畑の土手です。普段手入れしないのもいけないのですが、この土手に除草剤を撒かれてしまったのです。結果的に、除草剤に強いコンフリー等の単一植物だけの土手になり土手が少しずつ崩れてしまっているんです。つまり、土手(法面;のりめん)には、多種多様な雑草が生えることでを安定化していることがあるんです。その後、この法面に、草の種が入ったムシロを敷きましたが失敗、翌年、今度は、洋芝を張り付けたりしましたがやっぱり枯れてしまいました。一旦土手から草が無くなると本当に厄介です。
一方除草剤を使いたくなる気持ちもわかるんです。農業にとって、草刈はかなりの手間ですので。
草刈の手間を省き、土を押さえる雑草で推奨できる雑草何かありませんかねー。背丈が低い野芝が理想ですが・・・。
除草剤、舗装されていない駐車場ではよく使われていますし、舗装されている駐車場や道路の溝にはよく除草剤が使われます。
今回依頼を受けたお宅の庭には除草剤は使っていません。よかったです。
「樹木に影響はありません」と書かれた除草剤も売られています。なかなか草とりができない高齢者の世帯も増えてきます。考えさせられます。