ヒトクチタケ、今日4月30日の様子です。名前の由来になっている穴が見えています。
同じ個体、4月11日の様子です。全体が丸くアーモンドチョコレートの大型版と言う感じです。
この日以降、この場所を通るたびに様子を見ていました。
4月25日になりますとかなり様子が変わってきました。こうなれば穴があくまで秒読みです。
4月29日です。割れてきました。
そして、きょう30日はご覧の通りです。でも開いた口の周りがおかしいです。
拡大します。何か粘々したものが付いています。口からよだれ?
(ここからは掲載するかしないか迷いました。ナメクジがでてきます。すみません。)
この犯人はすぐわかりました。ナメクジです。他の個体にいました。表面が剝けやすくなった状態になるとナメクジが寄ってきてこのきのこを食べるような気がします。
こちらにもいます。表面の殻を取り除いて白い部分の柔らかい部分を舐めているように見えます。。
きのこの表面はまるで卵の殻です。先程のきのこの下に落ちていました。
ネットで検索しますと、ヒトクチタケには、ある虫が卵を産みつける・・とありますので、今後も時々観察してみます。
数年前、ヒトクチタケを初めて発見したときは感動しました。きのこかどうかも分かりませんでした。「大発見!俺って天才」・・そう思いました。しかし、何でもよく知っているKさんに聞いた時、「普通に見られるきのこです・・」。これを知ってがっかりしたもんです。
いま、このきのこを発見した時のような感動は、ありません。しかし、じっくり観察しているの面白いです。