ヤマハギです。もう咲き始めました。
トリアシショウマです。
キンミズヒキです。
山野草を見ているとホッとします。
政府は、2030年に向けた新エネルギー政策を8月末までに決めるとしています。その一環として国民の意見を集めるための会を実施中です。しかし、わずか1ヶ月、参加人数もごくわずか。何か嫌な予感がしました。
そんな中、「やらせ」を疑われることが行われました。
TV映像を見ていました。仙台市の会場で東北電力企画部長が公認で意見を述べたんです。会場からこの発言に批判する声が流れました。当然です。
そして次の場面にむしろ怖さを感じました。細野大臣が同席、立ち上がり、その批判をする人の方に「やらせ」でないと説明したんです。そして、一緒に怖い顔した背広姿の男が近づきました。細野大臣が言葉で黙らせ、その脇で怖いおじさんが目で黙らせていました。椅子に座った聴衆に歩いて近寄り恫喝しているようです。国の力恐るべし。
後の報道で分かりましたがこの怖いおじさんは私服警察官だったようです。
次の名古屋の会場でも中部電力原子力部の課長が、今度は個人的と断りを入れて発言・・・。
連日東京電力の嫌な面が報道されていますが、体質的には東北電力も中部電力もも変わっていません。
最初に再稼働ありき、大飯原発以外の原発を次から次と再稼働させるための形ばかりの「意見聴取会」
そんなわずかな隙間にも電力会社という独占組織を守るために・・・。
今は、政府も沖縄電力を除くすべての電力会社も国民の信頼を取り戻すため努力すべきときと思います。一人一人はそんなに悪い人ではないと思いますが、組織のためとなるとどこまでの悪くなってしまいます。困ったもんです。
「やらせ」はいけません。
今近所では、ヤマハギ、トリアシショウマ、キンミズヒキそんな山野草が自然に生えて咲いています。
電力会社の皆さん。これら山野草のように普通の人間に戻りませんか?