これは、高砂百合(タカサゴユリ)、別名 台湾百合(タイワンユリ)でいいでしょうか。
特徴は、葉がテッポウユリより細いこと、そして花に赤い縞が見えること・・・。
同じような場所に赤い縞が見えない百合も沢山見かけます。タカサゴユリとテッポウユリの交配種のようです。シンテッポウユリとして、本種と区別していることが多いようです。
どちらも、最近良く見かけるようになりました。
道路のつなぎ目(写真)、公園の芝生や植え込みの中、家庭の生垣の間や花壇等で、誰かが植えたというよりは種が飛んできて勝手に生えている感じです。
綺麗なので、意図しないで生えてきても除かれずにそのままにされることが多いようです。はたして、本種はどんどん増えていきます。
さて、こちらは、ツツジの植え込みの上のヒヨドリジョウゴです。私はヒヨドリジョウゴの方が好きです。
開花直後は前に出ていた花びらは、しばらくして写真のように後ろにそっくり返り羽子板の羽のように見えます。面白いです。この後赤い実がなります。これがまたいいんです。
しかし、赤い実を見ることは稀です。雑草として取り除かれることが多いからです。
タカサゴユリやシンテッポウユリ綺麗なだけで残していいんでしょうか?
これらのユリ、以前紹介したオオキンケイギクのように特定外来生物に指定され、栽培・補完・運搬・輸入・植栽が原則的に禁止されてしまうかもしれません。
もっとも、これらは、人手とお金をかけさえすれば取り除くこともできるかもしれません。
取り返しがつかないのは原発事故です。