仙台市内のホテルの駐車場です。ツクツクボウシの鳴き声が聞こえます。沢山鳴いています。
しかし、なかなか見つけられません。
やっと見つけました。止まっていたのは逆光、アキニレの木肌に同化しています。近づくと鳴きやみました。
しかし、逃げません。正面から至近距離まで近づきフラッシュを焚いて撮りました。
一旦離れました。また鳴きだしました。再び近づき今度は横から撮りました。
環境的には、高木ではドイツトウヒとアキニレ、そして低木としてヒイラギナンテンが植えられています。
ヒイラギナンテンの葉についていた蝉の抜け殻です。
周囲をよく見ると蝉の抜け殻が数えきれないくらいあります。
羽化する瞬間を見たかったら夜ここに来ればいいんだなー・・・・。そんなことを思いながら抜け殻や蝉穴を探しました。
いつも遠くで沢山のアブラゼミが一斉に鳴いているのが聞こえます。つまり耳鳴りです。
そのためにアブラゼミ以外の鳴き声がすると嬉しいんです。
蝉の鳴き声を聞くと鳴いている蝉を探したくなります。
きょうも童心に帰り夢中で蝉の姿を追いました。ワクワクしました。
「♪♪ ツクツクボーシ」実に複雑な鳴き声です。どうやって音を出しているか不思議です。
お腹を「ツクツク」で2回ぴくぴくと動かし、「ボーシ」でトロンボーンのように伸ばして鳴くようなことを想像します。
しかし違うんです。
鳴いている蝉をジーと観察していました。身体や羽を微妙に震わせていましたが「ツクツク」と「ボーシ」とでその動きを区別つきません。
腹話術師のようです。
「大発見!!」
吹いたりこすったりすれば→「♪♪ ツクツクボーシ」と音がでる・・・そんなおもちゃが作りましょう!!!・・。
ところでこの蝉は日本だけでなく朝鮮半島や中国、台湾等東アジアに広く生息するらしいです。
竹島や尖閣諸島にもいるのではないかと思います。
そういえば、24日18:00の野田総理の記者会見、今回に限っては、良かったと思います。
領土についてはその歴史的な背景やそれぞれの国の言い分をきちんと小~中学校の歴史の時間で教えるべきだと思うんです。
単に固有の領土だとか領土問題はないとか一方的に言うのではなく、今回の首相の記者会見のように日本の見解をはっきり発進した方が良いと思います。