年末、記憶の隅にあった門松を作ってみました。
材料は、唐竹と松、ナンテン。
そして藁縄です。
この門松のポイントは、通常2~3日で枯れる竹の葉を、できるだけ長く持たせることです。
写真はきょう2日現在の状態です。左下が竹の葉、右上はナンテンの葉です。竹の葉も竹本体も青々としています。
次のひと手間をかけています。
①(竹を磨く)竹本体は、先に紹介したように、もみ殻で磨いています
②(水を吸わせる)竹の節間の上部に縦5㎝、横2㎝位の穴をあけます。その口から、水を入れます。この口は花瓶の口のような役割も果たします。竹には導管がなく、水を吸い上げる力が弱いです。そのため竹の内側の広い面積を使って、浸透圧で水を吸わせるわけです。
この門松、竹の花瓶を何段も縦に重ねた構造です。つまり、その花瓶にナンテンや松を生けただけです。
こんな門松作ってみませんか?