散歩コースでウバメガシの実を見つけました。大半は落ちましたが未だわずかに残っていました。
今朝24日久しぶりに読売新聞の朝刊を見ました。
やはり原発推進の社説がありました。
新潟県の柏崎市にある原発についてです。
ここでの読売新聞の主張は、次の2点です。
①新潟県議会で県民から提案があった原発について県民投票を実施することは反対との決議を支持。
②柏崎の原発は、安全確認の上、速やかに再稼働。
前者は、原発については、県民投票は適さないとの判断
後者は、経済的な理由から安全なのに止める理由はないとの判断。
新聞の中で最大手の読売新聞が発するこの種のコメント、世論に対する影響はあまりに大きいです。
私は、
①に対しては、もっともっと一人一人が自分の考えを自由に言える雰囲気作りが大切と思います
②に対しては、ここまで対策すれば安全ですというのはありません。今回の津波では原発事故でもそうですが、それ以外でも指定された避難場所に避難して亡くなった方が沢山いらっしゃいます。
アルジェリアの人質事件は大変残念な悲しい結末となりました。報道では軍により厳重に管理されていたようです。しかし、事件は防ぐことができませんでした
また、原発が中長期的に経済的に有利であるとの議論には疑問があります。
ウバメガシの実と読売新聞の社説の話・・・どう結びついたかはわかりません。
昨日と今日と、気仙沼でマグロ船(遠洋漁業)に乗っておられる方としばらく話をしていました。
この方は、震災の時は、ソロモン諸島近海の海の上だったそうです。
家族の無事は、9日後に舟の上で分かったようです。
ただし、津波で家を流されてしまったようです。
この1ヶ月、日本にいる間に、住む家を決めたいと探しているとのこと。行政へいろいろ相談に行けば・・たらい回し・・・・。
一旦船に乗れば1年以上戻れないこの方の興味は、これから一生家族と住む家探し・・。当たり前ですが原発の話題は一切出ませんでした。この方にとって復興とは程遠いんです。原発のことなんか考えてられないんです。