2月15日所要があり栗原市花山に行きました。
ついでに、398号線を北上して、イワナを購入してきました。
ここで販売されているのは養殖イワナです。
H20年の岩手・宮城内陸地震で甚大な被害を受け一旦は廃業を決めたNさん。そのことを聞き花山からイワナが無くなれば寂しい・・そんな思いを持ちました。
しかし、復活しました。
H23年の東日本大震災では直接的な被害はありませんでした。しかし、福島第一原発事故の放射能の影響で花山地区の河川での天然イワナが食べられなくなりました。渓流釣りマニアにはショックですし、花山漁協も厳しい経営環境となりました。
Nさんの養殖イワナは放射能を含んでいない餌を食べさせるため放射能の影響はありませんが、風評被害があり厳しい状況です。それでもなんとか営業はされてこられました。
ここに追い打ちをかけたのが、平成24年9月末の豪雨でまたまた大きな被害が出ました。沢山のイワナが死にました。
しかし、たくましくも今回もNさんは、立ち上がってくださいました。
生きたイワナを目の前で捌いてくださり、1本200円、以前と変わらぬ値段です。
原発事故を起こしておいて、事故を起こしたことによって原発がとまったのに、経営が厳しいからと値段を上げる電力さんへ・・・。
あなたがイワナ養殖のNさんだったらどうしますか?イワナの値段を上げますか?
写真、左奥は、岩手・宮城内陸地震のときに崖が崩れ3人の方が亡くなられたところです。
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