コウモリを花山では6日にそして、仙台では7日に見ました。最近の暖かさでコウモリも虫も動き出したんですね。
写真は7日夕方仙台の家の近くで撮りました。2枚目の写真にも枝の先にちょっぴり映っていますが・・。
コウモリを見ると金髪のドイツ人を思い出します。故郷は福島県です。中学生の頃、近所に40~50歳位のドイツ女性がいました。布教活動を目的に英語を教える先生です。当時は外国人を見るのが珍しかったです。金髪なんです。まつ毛まで金髪だったのには驚き、色々な人に「まつ毛まで金髪なんだぜー」と得意げに話したことを覚えています。
この女性にかっこいいところを見せようと、友人と飛んでいるコウモリを捕まえることにしました。
帽子を空へあげ、帽子が落ちてくるのにつられコウモリが接近したところを竹ぼうきで落としたんです。成功したのは私でなく友人の方でした。私はかっこいいところを見せられずちょっぴり残念でした。
友人が、コウモリを手にして得意げに見せに行きました。しかし、ドイツ人は「かわいそうー」と言いながら、すごく悲しい顔をしたんです。少し離れてみていた自分は、その場の雰囲気で「失敗してよかった」と思いました。
その頃、遊びとして、カスミ網や空気銃、パチンコ等で雀をとっていたころです。
このドイツ人の「かわいそー」という言葉に「カルチャーショック」を受けました。
コウモリは春を教えてくれるし、金髪も故郷も思い出させてくれます。