津波で床上2m位上がったお宅へ。私は初めての応援。
ずいぶん片付いている。建物土台2箇所に穴が開いていた。下水管や中水管があるあたりの土がなくなっていて土台が浮いている状態。穴の中には水が。汲んでも汲んでも水は出てくる。地表50㎝下は水。この地区は75㎝地盤沈下と報道されている。
今回の作業目的は、ここに山砂と砂利を入れること。山砂と砂利はそれぞれ軽トラ1台分。段取りはすべて森のなかま。私は仲間の車に便乗して連れて行っていただいただけ。準備も手伝っていない。
一方他の人と違うのは服装。 一人眼鏡やマスクで決めていた。尚、このメガネ防塵用と思って購入したが隙間だらけ。よく見ると作業眼鏡・・埃対策としてはあまり役に立たない。
途中トイレ休憩。家の下水は使えない。近くの小学校が避難所になっていてそこまで行く。歩いて5~10分位。
簡易トイレで沢山の人が使えるように使用済みの紙は袋に入れて使うルール。
途中線路を越える。流れてきたゴミが。
そして、道の両側には流されてきた車や片づけられたゴミが。
乾いているところは埃、湿っているところは匂い・・。
作業途中、ガス管や下水管等の点検が終わっていない・・という話が。山砂等で埋め戻す作業は中断した。
一旦庭に砂利と砂を降ろした。庭に泥を取ってもらった春蘭がやっと咲いていた。シャクナゲの葉っぱを水で洗ってやった。
帰り道、海岸沿いの道を・・。あまりのすごさに言葉もない。製紙工場の貨車は横倒し、大きなトラックが倉庫に・・。埃がすごい。
途中、防風林が残っている箇所を発見。防風林が流された報道が多かったが・・。よくぞご無事で・・。
密かに考えている。復興が進み都市再生計画がまとまれば防風林の再生事業の方にも活動の場を広げたい。