ツバキ(椿)の園芸種は沢山あるようです。その道の大家もいらっしゃいます。しかし、自然観察会では、ヤブツバキとユキツバキの2種類を覚えていればもう「センセ~イ」です。
これは、自宅近くの集会所の前の椿です。先日撮りました。
よく知られた話です。入院のお見舞いにはこの花は持って行ってはいけないらしいです。花が散るとき花弁が1枚1枚散るのでなくまとまって落ちます。その形が首が落ちる姿を連想させるのだそうです。
著名な造園家のO先生に授業を受けた時のことです。この先生は茶庭もよく設計します。椿は縁起の悪い花ではなくむしろ茶花としてよく使われると教えてくれました。茶庭の塵穴の中にそーと入れお客をもてなすなどにも使われたと聞きます。武士の間でも首が落ちる姿が忌み嫌われたという話よりは、むしろ「いさぎよい」とされ好まれたようです。
そうかと言って、お見舞いにツバキは使わない方がいいかもしれません。
福島第一原発事故、これは人災です。現在の東電社長一人だけでなく原発村全ての方、ツバキの花のように「いさぎよく・・・・」。
罪状は、福島県民を中心に募集します。