子供に電話がかかってきました。友人からのようです。電話を切らずに私に聞いてきます。
〇〇さんから梅の実欲しいですかと聞かれているけれどどうする?
二つ返事で、「欲しい」。
どれくらい?・・「何ぼでも」。
粒は大きいのと小さいのどちら?・・・・「両方」。
はたして・・びっくりするほど沢山いただいてしまいました。ありがたいことです。
花山にいるときは大家さんから沢山いただいていましたが・・。仙台に戻ってきても別の家から・・。
頂いた後の作業は女房が・・・。小粒を梅干し用、大粒を梅酒用と梅ジュース用に・・・。
梅ジュース作りに私が初めて見る方法を試したようです。
予め梅を凍らす方法のようです。なんでも、残った梅を加工するときにこの方が固くならず加工しやすいそうです。
6月20日まず凍らしました。6月21日冷蔵庫から取り出しました。
6月21日氷砂糖と一緒に瓶に入れました。
6月23日もう飲めるような状態です。
実を食べてみました。このままでいけます。
この方法結構いいかも。
(ここからが本題です)
宮城県で梅と言えば「角田市」です。
福島原発事故で放射線の影響が心配されます。
さすがです。しっかりとデータを公表し安全PRしていました。
「1㎏当たり7.8ベクレルの放射性セシウムを検出」(測定;宮城県)
国の暫定基準1㎏当たり500ベクレル以下です。
正々堂々と7.8ベクレルと発表する勇気に拍手です。角田梅生産者の誇りが発表させたと思います。
500ベクレルを少しでも下回ったら「安全」・・これっておかしくないですか?499ベクレルなら安全、501ベクレルなら廃棄処分・・。検査しなくとも安全・・。
測定器は1台数百万円もするようです。大手スーパーでも、多くの生産組合でも測定器を自前で持っているところはほとんどないと思います。〇〇生協では近々購入するそうです。それまでは販売するそうです。
(注)6月13日田中優講演会より
福島原発事故が起こる前のNHKの特別番組です。チェルノブイリの事故の後、低線量の地域でも高濃度汚染地域と変わらない程健康被害がでている地域があることが判明したそうです。土壌の汚染が低いところでも水はけがよいような土壌の場合は農作物に放射能が多く吸収されるとの結論です。逆に粘土質では放射性物質が植物に吸収される割合がすくないと結論づけていました。
たぶん、日本の農産物には大なり小なり放射性物質が入ってしまうと思っても間違いないと思います。
チェルノブイリ事故に対しては冷静に報道していたNHKも福島原発以来「心配することはありません」という学者の解説ばかりが目立ちます。
放射能入り農産物をある程度は我慢しながら生きていくしかないと思います。角田の梅のように検査をして〇〇ベクレルと公表して販売していただきたい思います。
どこまで我慢できるかは、どこに住んでいるか、年齢はどうか・・を考えるしかないかもしれません。
「経済力の差」にだけはしてほしくはないのですが・・・。
スーパーや生産組合は、測定器を購入し検査、その結果を「安全」としてではなく「〇〇ベクレル」と発表してください。購入費用や検査料は全額東電と国とに請求してください。