8月26日便乗して網地島に向かう途中に電話。Y氏から市民活動家、加藤哲夫さんが亡くなったという知らせ。
4~5年前に受講したセミナーの先生。以来この方を自分の生き方の師と仰いできました。
最近では、4月25日にメールをいただいていました。この時期は、大震災前に認定を受けていた企画を大震災によって一旦実施を凍結し、方向性を見失っていた時期です。そして、福島第一原発の事故から色々と悩んでいた時期です。
彼が南相馬や飯館の支援プロジェクトを作ろうと構想を練っており、「一緒にやれることがあればよろしくお願いします」と声をかけていただきました。
彼のブログを毎日開いていました。あくまで明るく投稿していましたが、体調は日に日に悪くなるのがよくわかりました。しかし、連日、中身の濃い生き方をされていました。
7月11日ブログ
仙台文庫2冊同時刊行しました!
「市民のネットワーキング-市民の仕事術1」
「市民のマネジメント-市民の仕事術2」
7月29日ブログ
松岡正剛さん、上田紀行さん、上野千鶴子さんたちとの対談をして、単行本にします。
脱原発の本も書きます。
新カタツムリ社を設立し、上記本から出版します。
加藤哲夫記念人権基金(愛称紫陽花基金)を設立します。
告別式の企画も立てています。
8月13日
松岡正剛さん、上田紀行さんとのホスピス対談、無事終了しました。
8月21日ブログ
「癒しのピアノソロで知られるウォンウィンツァンさんに、ホスピスコンサートを開いていただきました」
・・・・この投稿が彼のブログの最後でした。
2冊の本が私の手元にあります。
「市民のネットワーキング-市民の仕事術1」
「市民のマネジメント-市民の仕事術2」
加藤先生。南相馬や飯館の支援組織どうなりましたか?