(秋田県8日間のアルバイトシリーズ)
人工林から感じることがあります。
昔の人と現代人の違いです。
これは林齢50年位の杉の人工林です。急斜面に植林されています。先人のご苦労と近年の手入れの努力が見えます。
皆伐されたばかりです。直径は70~80㎝はあります。年輪を数えたら70年以上でした。これぞ秋田杉。
拡大します。切り株の近くには今年植えたばかりの杉の苗が見えます。
木を植え、そして、孫やひ孫の時代に伐採、また、植林して次の世代に受け継ぐ・・・。
しかし、こんな人工林だけではありません。数十年前に植林され、手入れされないとこんなに荒れてしまいます。
これでは、先人の努力も報われません。いや、何もしなかった山よりも山は荒れてしまいます。先人に対して申し訳ありません。何故このようになってしまったのでしょうか?
この悪い流れを何とか改善しなければなりません。自分にできることがあるはずです。
荒れた人工林は手を加えれば生き返ります。手を加えられる仕組みを作ればいいだけです。
しかし、原発は違います。一旦原発を稼働させれば、事故が起こらなくとも、その廃棄物で何百年も数十万年もの長きにわたって後世の人が苦しめられることになるんです。