早いです。今日は立冬だそうです。
山野草を見ていて今頃こんな花が咲くんだっけ?と思うことがあります。
尚、いずれも昨日と本日撮影したものです。
この花もそうです。(花の名前はわかりません。ヒルガオ科とはおもいます。教えていただければ幸いです)
シロツメクサやムラサキツメクサも季節外れのように思いますが・・。
季節には季節の花が似合います。
土手にリンドウが咲いていました。きれいです。これは今頃でもよく見かけるような気がしますがどうでしょうか?
次の写真は立冬の時期にふさわしい光景です。
オトコヨウゾメです。枯れた葉が黒ずんできました。
ユリノキの実がはじけ始めました。
植物の花や成長は季節に合った状態、いわゆる旬の状態が一番ふさわしくそして美しく感じます。
(これからが本題です)
今の時期、このタイミングでふさわしくない決定をした学会があります。怒りを覚えます。
11月6日の河北新報です。
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「経済学史学会 全国大会 福島開催再び断念 総会で採決 北海道に決定」
来年度の全国大会会場を福島大から北海道に変更した幹事会決定に会員から異議が出ていた経済学史学会(代表幹事・栗田啓子東京女子大教授)は5日、京都市内で総会を開き、採決の結果、会場を小樽商科大にすることを賛成多数で決定した。・・・
(福島大で開催すべきとする会員)「福島大を避ければ風評被害を助長する」「2日間の被ばく成人への影響はわずか」・・・。
(福島大では開催すべきでないとする会員)「福島大なら行かない。既存の公表データは信用されていない」・・・
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経済学史学会なるものを私は知りません。しかし、700人の会員をもつ「学会」という団体が正式に決めたんです。
福島市は危険だ!!「来年度になっても、わずか2日間の滞在で、成人であっても、危険だ。そんなところに行きたくない!!」
ここで子育てをしている母親にとって、心配で心配でたまらない福島の母親にとって、この学会の決定はあまりにも酷過ぎます。
私は次の2つを思います。
①(教育)
経済学史学会員のような人間を育ててしまった学校教育は間違いではないか。学校の教育は、学力向上の前に、人としての生き方等の人間教育が必要ではないか?
②(不信感)
原発問題、そして、事故後の国、福島県、東京電力が、情報の隠蔽をし続けていることに対する「不信感」の現れ。
いずれにしても、この経済学史学会の「福島は汚染されている。福島へは行きたくない」決定は、今のタイミングでは最もしてはいけない決定と思います。
シロツメクサが季節外れの今咲いていても社会的な影響はありません。しかし、福島へは行きたくない発言はあまりにも大きすぎます。
ところで、この件を問題にしたのは河北新報社だけだったでしょうか?