(河北新報13日;陸前高田 奇跡の一本松「生育絶望」)・・と言う記事が掲載されました。
手を尽くしたが、根が海水に浸かって腐ってしまい生育が絶望とか・・。
江戸人の偉大さ、一方で京都・大文字焼きの際見られた人間の愚かしさ、今回一本松の再生を願った多くの人の思い・・
高田松原は、さまざまな人間模様を掘り起こしてくれました。
いま、多くの日本人が「津波で被災した防潮林、防風林をなんとかしたい」・・そんな強い思いがあります。
つい先日、ある団体が、私達、森のなかまへクロマツ苗1,000本寄贈したい・・・と言う話がありました。
大変大変ありがたい話です。具体的に植える場所選定に入りました。
会長案として上がった場所が県有地のため、早速、宮城県に植樹の打診しました。数時間後調査結果の回答をくださいました。
所轄部門は〇〇、しかし、その部門の話では、当該場所は、復旧・復興計画が決まるのが〇〇頃、従って植樹可能時期は早くて〇〇頃。・・・実に明解な回答でした。
この場所をあきらめて、他の場所を探してみたいと思います。
日本人は古くから木に親しみ、「植樹」をしてきた国民のようです。
高田松原をはじめ多くの被災した防潮林の復旧・復興事業に参加できる日を楽しみにしたいと思います。