3月14日8:30頃、抜けるような青空です。
近所のお宅の庭のシラカバがきれいです。
白鳥のかん高い鳴き声が聞こえます。辺りを見渡しました。空です。崩れたVの字の編隊を組んで南から北へ飛んで行きます。
しばらくして、また、白鳥の鳴き声です。同じように南から北へ向かう白鳥です。今度は斜め一直線の編隊飛行です。(32羽が確認できます)
同じ写真を拡大します。(写真で列は右上から左下へ一直線です)
いずれの編隊もいつもより高いところを飛んでいるような気がします。
北帰行のような気がします。
白鳥は仲間が助け合ってこれから長い旅に出るんです。
(ここからが本題です)
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3月16日朝日新聞の社説です
大阪の卒業式 口元寒し斉唱監視
卒業式で教員が本当に君が代を歌っているかーーー。
大阪府立和泉高校の校長が教頭らに指示して教員の口の動きを監視させていた。歌わなかったと判断された教員らは事情聴取のうえ、処分も検討された。
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同僚の口元を凝視させられる教頭らの気持ちはどんなものだろう。
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教員のもつ能力を最大限に引き出し、良好な学びの場を生徒らに提供することが好調の手腕であるはずだ。
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卒業式に君が代を歌わない教師を処罰するため、教員の口元を監視していた教頭以下・・・。
そのことを批判する社説です。そんなことより校長は教員の持つ能力を引き出せ!!との意見です。
まさに同感です。
校長と教師とが疑心暗鬼になり監視する・・・。卒業式と言えば生徒にとっては、厳粛で、寂しさと晴れ晴れとした気持ちといりまじる、人生の中できわめて大切な瞬間。この瞬間も大切にできない人がこの学校の校長。
この校長は、41歳と言う若さ、弁護士資格をもつという。
教員を信用できない、弁護士資格を持つエリートの校長先生。この校長の行為を高く評価した今人気の橋本徹大阪市長。卒業生や後輩の皆さんは、この校長を尊敬できるでしょうか?
本当に教育を受けなければならないのはこの「校長」ではないでしょうか?
雲一つない青空に、シラカバを見て美しいと感じ、青空に白鳥の整然とした北帰行を見て仲間を信頼しまた助け合う姿に感動する・・。
もし、私が教員なら生徒には、そんな人間になってもらいたいと思います。