近所の公園の池の渕です。コナラのような木が池の方に倒れています。カルガモのお気に入りの場所です。
池は少しずつ池の渕を侵食して大きくなっているんです。木は逃げられません。木は倒れるばかりです。
(ここからが本題です)
教職員の職場環境は悪化するばかりです。
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3月16日河北新報です
教職員「心身不調」2割 宮城県教委 健康調査 沿岸部強いストレス
東日本大震災後、宮城県内の教職員の2割が心身の不調を訴え、被害が甚大だった沿岸部では3割が強いストレスを感じていることが15日、宮城県教委が全教職員1万0946人を対象に行った健康調査で分かった。
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ストレスを「大変強く」「強く」感じているとの回答は県全体で22.0%だったのに対して、東部は30.4%、南三陸は29.7%と突出・・・。
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児童生徒のケアや学校再建などに追われる現状が浮かび上がった。
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これまで教職員がストレスで心身の不調を訴えている例が多いことがたびたび問題視されてきました。今回の東日本大震災の影響で更に問題は大きくなっているようです。
第一生命が毎年実施している「サラリーマン川柳コンクール」があります。次の句は多くの教職員の共感を得られるのではないでしょうか?
①年金は いらない人が制度決め 元平社員 第19回(2005年)
②仕事やれ 人に言わずに お前やれ ピカチュウ 第14回(2000年)
今、教育現場で何が問題になっているのか、どうすればいいのか徹底的に調査しないといけないと思います。まず、今回の調査に問題があります。調査したのが宮城県の教育委員会だからです。
原発推進する立場の人間が原発の安全基準を決めるのに似ています。本質が見えてきません。
教育現場と教育委員会と切り離し、第三者委員会での調査が必要です。
意外に教育委員会の存在そのものがストレスになっているかもしれません。
このままでは現場の教職員が池の渕のコナラのように倒れてしまいます。