近所の緑道にドイツトウヒが3本植えられていました。狭い範囲に3本も植えてあったため先般の強風で倒れてしまいました。倒れていた木は町内会の方が片づけてくれていました。
倒れた木の切り株を見て思い出したことがあります。
造園科の先生が、「年輪を見れば方向が分かると言われていますが、間違いです。木の枝の付き方や樹種によって違います・・・」。
まことしやかに「年輪は南側の方が幅が広い」そのため「山で道に迷ったら年輪を見ればよい」・・というようなことが言われていると思います。
早速、切り口を見て見ました。
写真左手前の株です。若干北側の成長が良いようですが、ほぼ均等に成長しています。
写真右手前の株です。南西の方向の成長が良いです。
写真奥の株です。南東方向の成長が良いです。
この結果、南側の方がより成長するとは必ずしも言えないということが分かります。
「常識」・・・これが正しいとは限りません。
「原発は安全」・・・これは嘘です。どんな対策をしても安全とは言えません。使用済み燃料は、安全に管理することが不可能です。100万年も厳重管理する必要があるんです。(京都大学 小出助教談)