私の借りている畑に行く途中に車から見える景色です。
地層が見えます。昔から地層を見ると近寄って見たくなりました。
子供の頃、葉っぱの化石を発見して大騒ぎしたことがあったんです。
しかし、今は違います。活断層ではないか?そんな興味です。
車の中から写真を撮りました。
拡大します。地層が一様ではありません。これはどのようにしてできたんでしょうか?活断層?
日本原子力発電敦賀原発。廃炉の可能性も出てきたようです。何で今頃?そんな思いがあります。でも設置していいとかダメとか・・不思議です。
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5月15日河北新報です。分かりやすくいい記事です。
直下の破砕帯 若狭湾多く 敦賀原発 断層調査へ 新しい活動特徴次々 「大飯、速やかに調査を」専門家
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敦賀原発を廃炉にする可能性が出てきた理由です。原発近くに活断層があること、また、直下に「破砕帯」があるためだそうです。原発設置のお墨付きを与えてきた保安院が、今度は活断層が動くと「破砕帯」も影響を受けると主張する学者の意見を取り入れようとしているんです。
廃炉にすることはいいことです。でもここに設置することを是とした行政、学者はどんな責任を取るのでしょうか?想定外、当時の技術では確認できなかった・・・・。行政はどんな間違いをしても損害を与えても「何をしても罪になりません」。
河北新報のこの記事は指摘します。
この活断層と「破砕帯」との関連を指摘するのであれば、敦賀原発だけでなく、今再稼働が進んでいる大飯原発もその可能性があるそうです。更に美浜原発、日本原子力研究開発機構の高速増速炉もんじゅの敷地内にも多く存在するということです。
これらは調査する前に安全宣言!!やはりおかしすぎます。
場当たり的な行政、その都度、都合がいいことを言う専門家の意見を聞いてきた行政、いい加減にしてほしいです。
畑に行く途中のこの道路、この複雑な地層を見れば、いつかは崩れるときも来ることが予想できます。
何万年後か何十万年後か分かりません。ですから、ここには原発の使用済み核燃料の最終処分場は作れません。
使用済み核燃料の処分問題を抜きにして原発を論ずることがむなしすぎます。