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2012年 06月 10日
今日は朝から雨模様、散歩の後昼前には本格的な雨に。そして、梅雨入り宣言。
この雨は畑の作物には恵みの雨です。植えている野菜の成長を見に行くのが楽しみです。 車で時々行くパン屋さんに行きました。この店は、コーヒーのサービスがあります。店先で客からパンをもらおうと寄ってくる来る雀を見ながらコーヒーを飲むのが楽しみです。 店でパンを購入、セルフでコーヒーを入れて外へ。 店先の雨を避けることのできる椅子に座って、雨で濡れたテーブルの上にパンをちぎって置きました。 遠くて見ていた雀が早速来ました。 拡大します。 もう一羽が来ました。パンをちぎろうとしたらテーブルの下に落としてしまいました。落ちたパンを食べに行きました。 この店は結構繁盛しているようです。雨の日にもかかわらず、お客の数は多いです。 しかし、外でコーヒーを飲む客はほとんどいません。それがいいんです。 雨のおかげで、誰も居ない椅子に座り、コーヒーを飲みながら雀と静かでゆったりした時間を過ごすことができました。 雨にいただいた贅沢な時間です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (ここからが本題です) 昨日の夕方、犬の散歩中のことです。ラジオを聞いていて憤りを覚えました。 野田佳彦首相は、福井県の西川一誠知事の要請を受けて大飯原発3,4号機の再稼働は「①国民の生活を守るため必要、②エネルギー安全保障の観点からも原発は重要な電源だ」と国民に向かって表明しました。 この表明の直後の記者の質問に答えました。真っ先に指名された記者はもちろん「読売新聞社」です。 「首相に置かれましては連日の対応お疲れ様です」と持ち上げて、「再稼働は夏場限定ではないと言うことですね」・・・と念を押しました。首相は、これにはっきりと同意しました。 福島第一原発事故の後、民主党は、脱原発に舵を切ったかと思っていました。少なくともそう期待しました。しかし、あっさりと「エネルギー安全保障の観点からも原発は重要な電源だ」と基本的な方針転換。 これは、原発の立地自治体にすれば当然の発言です。特に西川一誠知事の立場としては、この言葉なしに再稼働は認められないでしょう。 都会には設置できない危険な原発を引き受けてきた福井県。再稼働を承認すれば、感謝されるどころか国賊扱い。 本当に足りない夏場の時だけ助けてくれ、後は危ないから止めておいてくれ・・・。 福井県は、周辺の消費県に使い捨てにされてしまいます。これは、原発施設を引き受けた全ての自治体に言えます。 原発施設立地の自治体に原発施設に代わる同等以上の施設を設けて行かないとこの問題は解決しません。原発に代わるあらゆる発電設備やその製造施設、また、研究機関は、原発立地の県に優先的に設けるべきです。 東京都が福島県でなく山梨県に発電設備をつくるようなことを計画しているという話もあります。しかし、このことを福島県の人が納得しますか・・・。 大飯原発についていえば、大飯原発を止めるため、国や大阪や京都がお金を出し、福井に原発以外の産業を作る・・これが本当でしょう。 いずれにしても大飯原発再稼働は駄目です。福島原発事故の責任を誰もとらず、被災者への対応も満足にせず、大飯原発直下の新たに断層の存在を指摘する学者の話も無視し再稼働の話はおかしいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コーヒーを飲みながら、これらの雀に、パンをあげている・・。これって自分のエゴなんではないか・・・。
by komorebinomori
| 2012-06-10 00:14
| 2012.06
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