4月22日に宮城県石巻市立桃生中学校1年生64人が栗原市花山の山林で先輩の意志を継いで
300本の補植をしました。
宮城県や栗原市が技術指導や協力、一般財団法人セブン・イレブン記念財団の助成で森のなかまが実施している活動です。
写真は、宮城県北部地方振興事務所栗原地域事務所が、植樹に先立って植樹要領の指導を行っているところ、そして班に分かれて植樹しているところです。
平成23年に東日本大震災で被災した方々の団体4団体と栗原市花山の親子とで平成20年の岩手・宮城内陸地震で崩落した元杉林2haに700本の広葉樹を植樹しました。以降毎年「~三陸と栗原のかけはし~「よみがえて新たな森へ」と銘打って育樹活動をしています。
石巻市立桃生中学校はこの活動に参加して5回目です。
4月22日の周囲の山林の木々は芽吹直前、
バスから植樹会場に降り立った生徒を山の桜の花が出迎えていました。
そしてスタッフが待つところまで歩くとクロモジの花も歓迎していました。
日当りの良い土手に目をやればカタクリの花も・・
夜から朝方にかけて適当に降った雨、そして、当日の曇天は絶好の植樹日和でした。
きっと立派な木に育つと思います。
最後栗原市から講評を頂いて、同市のマスコットキャラクター「ねじりほんにょ」のクリアファイルやバッチの記念品の贈呈がありました。
今回の活動を含め、この山林には同校から354人の生徒が参加したことになります。
いつの日かこの子供たちが大きくなったときにこの山を訪れて欲しいと思います。
この事業のテーマ「栗原と三陸のかけはし」も担ってほしいと思います。