10月19日畑から茄子を撤去しました。
このところ冷え込んできて付けていた実が硬くなる一方で大きくならなくなったためです。
6本の庄屋ナスを植えてありました。接ぎ木苗、そして剪定をしていないので大きくなります。
背丈はスコップの2倍近くはあります。根元は太くなっていて木質化しているため鎌では倒せず鉈で倒します。
黒マルチを外して整地しました。
この後は、玉ねぎでも植えようと思います。
茄子を撤去している最中、ナスの葉にジョロウグモが卵を生みつけている最中の現場を発見しました。
ジョロウグモの卵、このまま茄子の葉や茎と堆肥にするのは忍びません。
イノシシの防護柵に葉っぱ毎くくりつけてやりました。卵を守る親は動きません。
凄いです。
3日後その様子を見に行きました。
なんとなんと未だ卵を守っています。しかも卵の周りにびっしりと蜘蛛の糸をまいて、更に糸に覆われた卵を包み込むように、しわしわになったナスの葉をその葉の上から残り糸で巻いているではありませんか!!
しかも卵を守って離れることはありません。
卵の様子をみようして巻いていた茄子の葉を広げようとしたときはじめて動き出しました。
丸みを帯びてぱんぱんになっていたおなかは、既にほっそりとして、動きもゆったりとしていました。
卵が無事越冬できるように対策をして、全ての仕事を成し遂げてまもなく冬を前にその一生を終えるます。
ご苦労様・・なんかそんな言葉がぴったりです。ナスを収穫するたびに蜘蛛の巣は壊さないようにしてきました。
一緒に夏をすごしてきた仲間でもあります。ちょっと寂しい気持ちにもなりました。